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2012年08月17日

海山の事故対策 基本守れ

海山の事故対策 基本守れ
  出勤費捻出 市町村も苦慮

 沖縄の夏本番が到来し海や山、
河川のレジャーが各行楽地を
にぎわす折、国頭地区消防本部
管轄内では相次ぎ山岳の遭難や
河川事故が発生し、その救助活
動や捜索活動に苦慮奮闘してお
ります。夏休みも終盤を迎えご
家族や職場の仲間等でやんばる
万面への行楽を計画される方も
多いと思います。事前の事故
対策や気象状況の把握に注意が
必要です。

 たて続けの事故事例ですが、
まず7月30日の普久川ダム下流
の沢下りにおける捜索活動(外
国人男性17歳の捜索活動2日
目無事保護)8月8~10日の
与那覇岳遭難者捜索(27歳男
性無事保護)8月11日大宜味村
平南川ター滝の急激な増水によ
る孤立事故(外国人十数人を含
む41 人救助)8月12 日(国頭村
のタナガーグムイ転落事故救
助)。

このような事故が発生してお
りますが、過去の資料に目をや
りますと全ての事例が幾度も繰
り返されております。当消防本
部においても事故予防対策につ
いては看板設置や点検パトロー
ル等を行っておりますが残念な
ことに同じ事故は繰り返し起こ
っております。数々の事故現場
の要因を検証した結果に基づく
事故対策について過去に本紙面
で述べましたが、もう一度基本
事項を確認します。

①単独行動を避け地図や携帯
電話を携行する②登山は往路と
復路を変更しない③団体の登山
や沢登りは時間的な設定にゆと
りを持たせ事前に所轄の署へ届
ける④気象を把握し局地的なゲ
リラ豪雨増水は高台で水かさが
減るのを特ち救助を要請ー

等々が過去の事例から検証した対策
です。

基本的な事を守れば事故は起
きないと確信します。楽しい思
い出や行楽にするためにもルー
ルをおろそかにせず計画を立て
ましよう。ところで捜索費用に
ついてご存じでしょうか。消防
は自治体消防が基本であり消防
組織法に定められております。
市町村の責任で管内の消防事案
を全て対処します。当消防本部
は定員42 人の小規模体制で管
内住民はもとより入域者の安心
や安全を担っております。組合
消防体制をとっておりますの
で消防費は全て構成3村の負
担金です。捜索等の予算も負担
金で捻出されますが、出動が増
えてくると予算不足が考慮され
ます。

当務体勢が少数の当消防本部
は捜索や山岳事故等の対処に
非番職員と消防団員の招集を
行います。広範囲な難所の現場
が多いため多数の職員や団員を
投入します。 (捜索費の捻出が
1日当たり50万円以上を要す
る)
当地区の出動予算が夏季で全
て算出されないためにも事故を
起こさないように、あなたのた
めにも事故出動がないことを願
っております。
親川 守洋
(国頭地区行政事務組合消防
本部消防司令長、56歳)
沖縄タイムスより


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Posted by ばるさん at 12:36 │沖縄タイムス誌より