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2013年08月14日

熱中症多発 高齢者の変調は要注意

熱中症多発
高齢者の変調は要注意

九州や四国、東海など各地
で日中の最高気温が35度を超
える猛暑日が続いている。

12日に国内観測史上最高の
41・O度を記録した高知県四
万十市では、13日も最高気温
が40度を超えた。4日連続で
40度以上となったのは観測史
上初めてである。

この夏の天気は、破天荒で
容赦ない。うだるようなモー
レツな暑さが続いたかと思う
と、これまで経験したことの
ない豪雨が局地的に襲いかか
る。猛暑の被害も豪雨の被害
も、記録的な規模だ。テレビ
のニュース番組はこのところ
連日、気象関係のニュースを
トップで報じているが、その
こと自体極めて異例である。

 消防庁によると、5日から
11日までの1週間に救急搬送
された人は全国で9815
人。前の週の約3・3倍に急
増し、このうち17人が搬送時
に死亡した。

県内では6月に、70代の女
性が那覇市内の自宅で熱中症
により死亡。12日には那覇市
内の71歳の女性が心肺停止状
態で自宅から救急搬送され、
病院で死亡が確認された。熱
中症の疑いがあるという。

沖縄地方は日差しは強いも
のの、海からの風が島を横切
つて吹ぎ渡るため、40度前後
まで気温が上がることばほと
んどない。ただし、これからも
しばらくは30度を超える真夏
日が続くとみられており、熱
中症対策は当分欠かせない。

特に、家の中にこもりっぱ
なしの1人暮らしの高齢者
や、屋外で長時間作業する人
たち、スポーツの練習に没頭
する小中高校生などは十分な
注意が必要だ。

大阪府豊中市の私立高校で
は、アメリカンフットボール
部の練習試合で3年生の男子
部員が熱中症で倒れ、死亡す
るという事故が起きた。

野球やサッカーなどのよう
に屋外で、比較的長い時間を
かけて練習する場合、個々の
子どもたちの体力差や対応カ
の違いにも配慮した暑さ対策
が求められる。

県の集計によると、医療機
関23施設から報告のあった6
月1日から8月3日までの熱
中症の発生数は451人。屋
外作業中の発
症が最も多く
215人だった。屋外で長
時間、作業に従事する人たち
は、小まめに水分・塩分を補
給するだけでなく、夏場の休
憩時間を工夫してはどうか。

1人暮らしの高齢者の場
合、若いころからの生活習慣
でエアコンを使わない人が少
なくない。

窓や入り口のドア
を開け、風が通るようにすれ
ば室内温度は下がるが、高温
多湿の状態で暑さを我慢して
いると、体のバランスを崩す
恐れ」がある。

室内の気温が高く、家にい
ても汗をかくようだと、要注
意。

そのときはまず水分を補
給すること。

首の回りなどに
保冷剤やぬらしたタオルをあ
て冷やすのも効果がある、と
専門家は言う。

熱中症の初期症状は
めまい、たちくらみなど。

これが進むと頭痛、
吐き気などの症状が表れ、

さらに重症化すると、
意識がなくなったり、
けいれんをおこしたりする。

自分自
身の体調の変化に早く気づく
ことはもちろん、

周りの人の
変化に対応する気配りも大切
である。
沖縄タイムスより


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Posted by ばるさん at 08:30 │健康情報